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税理士の休日
長男とお父さんの「北海道・東北ユースホステル」親子旅
2013.09.10
佐藤 浩崇
ついこの前、生まれたばかりだと思っていたのが、早いもので、長男も小学校5年生。
親といつまで一緒に旅行に行くのか?せいぜい小学生の時まで?
そう考えたら、もう残された時間は少ない・・・。
ということで、初めての「長男とお父さんの北海道・東北二人旅」をすることにしました。
普段、なかなか子供と一緒にいる機会がないので、男同士二人だけの旅も面白いかも?ということで、企画してみた。
親といつまで一緒に旅行に行くのか?せいぜい小学生の時まで?
そう考えたら、もう残された時間は少ない・・・。
ということで、初めての「長男とお父さんの北海道・東北二人旅」をすることにしました。
普段、なかなか子供と一緒にいる機会がないので、男同士二人だけの旅も面白いかも?ということで、企画してみた。

【美瑛町 四季彩の丘にて】
私が今回の旅行を通して、子供に教えたかったことは、次の3つです。
1.「目標」や「目的」に向かって、「計画」を立てること
2.予算内で計画を実行し、最大限の効果をあげること
3.初めて会った人とふれあうこと、視野を広げること
旅行と言っても、これまでは、親についていくことしか知らない小学生です。
「計画」を立てるにしても、知識も経験も、地理もよく分っていません。
ということで、今年は、お父さんである私が、独断と偏見で、計画を立てることにしました。
旅行のテーマは、「旅の楽しさ」を子供に教えること。

【美馬牛YHにて 2人部屋でした】
その昔、北海道の礼文島に行った際に、海の美しさだけに目が奪われただけでなく、そこでの昆布漁を目にし、「こういう職業もあるのだよな〜」と、いかに自分は視野が狭かったのか?狭い世界しか知らなかったのか?浅い経験しかしてこなかったのか?知ったかぶりをしていたのか?…と、学生ながらに自らの未熟さを実感したことを思い出します(笑)

【あさひやま動物園 白熊の泳ぎに興奮!】
というわけで、北海道は、美馬牛ユースホステルと深川のイルムの丘ユースホステル、仙台では、道中庵ユースホステルの3か所に宿泊することにしました。ユースホステルに泊まるのは、20年ぶりです。

【北海道深川市にあるイルムの丘】
しかし、ふたを開けてみると、学生らしき宿泊者は、一人もいませんでした…。
家族づれ、おじさんがほとんど。
私が学生時代には、ユースホステルの夕食後、ミーティングと称して、周辺の観光案内があったり、ギターに合わせて歌を歌ったり、昭和のフォークソング時代を彷彿とさせるような雰囲気がユースホステルにはありました。
時代といえば時代なのでしょうか?
そうしたミーティングもなく、それぞれがそれぞれの過ごし方をしている…。

【苫小牧から仙台へはフェリー 船内泊】
そんな昔のユースとは、違ってしまったな〜と感じつつも、今回の目的は、「旅の楽しさ」を息子に少しでも感じさせること、視野を広げてやること…なわけです。
なので、果敢に私の方から同室者の一人旅の「ライダーおじさん」に話しかけます。
北海道の観光のことから、ユースホステルの現状、おじさんの仕事の話から家族のことまで、話は盛り上がり、楽しい時間を過ごしました。
おじさん曰く、「今の若者は、ユースホステルそのものを知らないのだよ」ということのようです。 それだけでなく、ミーティングと呼ばれる「自己紹介」、「歌」や「ゲーム」、そんなものを半ば押し付けるような、そんなユースホステルを嫌う旅行者が増えたことも衰退の原因かもしれません。

【仙台は、ミシュランに推薦されたYH】
ユースホステルに宿泊する旅を通じて、「旅の楽しさ」を感じたか、否か、心配でもありましたが、夏休みの自由研究で、「北海道・東北の旅」をテーマに模造紙3枚にまとめた原稿を見るにつけ、私の意図した目的は達成できた…ような気がしています(笑)
【旅行日程】
一日目 成田 → 新千歳 → 富良野 (美馬牛泊)
二日目 美瑛 → あさひやま動物園 → 深川 (深川泊)
三日目 支笏湖 → 登別地獄谷 → 苫小牧 (苫小牧フェリー泊)
四日目 仙台 → 南三陸 → 仙台 (仙台泊)